10月17日の今日は、『沖縄そばの日』となっている。
沖縄生麺協同組合が1997(平成9)年に制定したものだ。
1976年（昭和51年）に公正取引委員会から沖縄そばの名称にクレームがついた。
「そば」と呼べるものは、そば粉30%以上で小麦粉70%以下の割合で混合したものを主な原料とするというもの。
沖縄そばは中華麺に由来する製法の麺を使用し、蕎麦粉が一切使われず小麦粉のみで作られるからね。
そばの定義なんでどうでもいいと思うかもしれないけど、いい加減な商品を作るなど問題がでてきたので、きちんと決められている。
とはいえ、昔から沖縄で「そば」と言えば、このそばだし慣習を変えることは困難として、沖縄生麺協同組合などが粘り強く交渉を行った。
その結果、1978年10月17日に公正取引協議会が「本場 沖縄そば」という表記をみとめ、沖縄県内で生産されるなどの条件をつけ特別に認可されることになったそうだ。
そんなことから、10月17日が『沖縄そばの日』となっている。
