買い物帰りに車で通ると、5軒隣りの人が住んでいない家に、親族と警備保障会社のスタッフの計5人が集まっていた。
家を撮影する人もいる。
何かあったのかな?
すぐに理由がわからなかったけど、夕方になって泥棒が入りそうだったことがわかる。
情報を仕入れてきた嫁の話だと、石でガラスが割られたので、警備保障会社に通報が行ったようだ。
それで調べていた。
老夫婦と息子の家が別棟になっているので敷地が広い。
以前は庭に木々が茂り、奥がわからなかった。
老夫婦は先に亡くなり、息子が昨年病死。
それ以来、無人になる。
管理している姉夫婦が、家の手入れをしたりして、今では中も見えるようになった。
その姉夫婦の住んでいるのが隣りの県なので、たやすく来れない。
警備保障会社に管理を一任しているようだ。
無人の家だと、何より放火のことを近所の人たちは一番心配している。